編集後記：2014年11月の出来事
「急用」「箱根合宿。あとMaker Faire Tokyo 2014で……」
編集スタッフによる月刊雑文の3回目。今月は編集長いっしきより「箱根合宿＆Maker Faire Tokyo 2014について」と、編集部員かわさきによる「急用」の話を。
あと2日で12月師走です。11月は早くも今日が最終営業日なので、毎月末恒例となりつつある編集後記の第3回目を本日、公開します（※「編集後記」という名前ですが、Build Insider編集スタッフの面々がその月に思い出深かった出来事など、何でも書く雑文です。気になる方だけ、息抜きとして読んでいただけるとうれしいです）。
今月も、＠IT Insider.NETの記事を中心に編集をしている外部スタッフのかわさきしんじと、本サイト編集長のわたくし、一色政彦（いっしき）の2人が書きました。
かわさきしんじ： 急用
この編集後記が公開される翌日は、いつもお世話になっている＠ITさんと業務アプリInsiderさんが主催する業開中心会議が開催されます。
テーマは今ホットな次世代.NETな感じです。すでに参加申し込み期間は終了しているので、申し込みがまだの方が現地参戦するのは難しいのですがUstreamでのストリーミングがあるので、興味がある方はぜひぜひご覧ください。
ぼくはといえば、Twitterでの実況（という名の茶々入れ）と議事録執筆のための取材という名目でスタッフの振りをして会場に潜り込めます。ありがたいお話です。でも、業開中心会議よりも大事な急用が突如発生してしまいました（もちろん、うそですよ）。まー、実際には翌日の話ですが。
急用といったらもうアレしかありません。そうです。J1昇格プレーオフ準決勝です（分かるかい！）。先日のミーティングでそんな話をしていたら、えらい人に「ふ～～～～ん」と鼻でせせら笑われてしまいましたが、Jリーグ公式サイトでも夢と絶望の90分とひどいあおり方をするくらいに（ぼくの中では）ホットな話題なんです。人生の一大事なんです。まー、J1に昇格できなくても応援し続けますけれど。
というように、急用ができたなんて、こんな戯れ言を書いているヤツがいる時点で、クライマックスを無理やり作り出そうというJリーグのもくろみはどうやらうまくいっているようです（もっともプレーオフがなかったら、ぼくが応援しているチームは来季もJ2が決定していたわけで、チャンスをもらえたと納得するしかないですねぇ……）。
でもって、急用（つまり、準決勝に出ることが最後の最後に決まった）という辺りで、ぼくが応援しているチームも分かります。一番ダメな感じでレギュラーシーズンを終了して、ちゃんとしていれば3位をキープしてプレーオフを（今年は）1試合で終わらせられたはずなのに、そうはできなかったチームです。
一方、いつもお世話になっているFさんは、ぼくが応援しているチームを恐るべき勢いで追走し、最後の最後に差しきって3位になったチームを応援しています。彼の応援しているチームはプレーオフ決勝の1試合を戦うのみ（今年は）。会場の味の素スタジアムで準決勝の勝ち上がりチームを余裕綽々に待ち受けます。そんな対照的なチームを応援している2人が期待と絶望と諦めに満ちた会話を交わすのが、今回の業開中心会議の裏テーマなのです（個人的には）。
今回は11/30か、遅くとも12/7には意味がなくなる編集後記をお送りしました。というか、Jリーグに興味がない人にとっては最初からどうでもよいお話をお送りしました。来月は、この1年を振り返ってどうでもいい駄話をする予定です。
あ？ 合宿の話？ 一色さんがカメラをこちらに向けた瞬間に顔をそむけたのが、今回の合宿のクライマックスでしたー。
いっしき： 箱根合宿。あとMaker Faire Tokyo 2014で……
長野県在住の方、22日夜の地震ではご無事だったでしょうか？ 社内にも長野に実家があるスタッフがおり、「けがはなかったが、家の中は物が落ちたりしてメチャクチャになった」そうで、急きょ、帰省したりしていました。筆者の中には震源地付近に在住の方もいて、本当に大変なようです。わたしが特に何かできるわけでもありませんが、災害に遭われた方に心からお見舞い申し上げます。
さて、いよいよ本格的な秋になり、紅葉の季節になりました。少し寒い日もたまにありますので、寒暖差で体調を崩さないよう注意していきたいところです。ちなみにネットで情報を探すと、気温が10度を切ったあたりで、部屋の暖房を入れ始める人が多いようですが、地方によってはもう暖房を入れ始めている方もいらっしゃるのでしょうか（※ちなみに僕は夏生まれの寒がりなので、もう1～2回いれちゃいました）。
この季節（※6月と11月の年2回）、弊社（デジタルアドバンテージ）では合宿を行っています。場所はいつも通りの箱根でした（※「他の場所に行きたい」という提案もあるのですが、「車で数時間で行けて」「温泉あり」「料理もおいしい」「ITS保養施設に手頃な料金で泊まれる」というと、いつも箱根になっちゃいます）。
※写真を撮っていたので、僕自身は写っていません。Mac率、高いですね。
で、かわさきさんが書いている合宿の会議で撮ったのが左の写真です。こんな感じで1日目午後と2日目午前の間、社内事業について、次の半期の戦略を話し合っています。わたしは＠IT Insider.NETとBuild Insiderの次期戦略について提案し、みんなから意見を聞いたりしました。この次期戦略とは、例えば「2015年前半の方針やテーマは何にするか」「どういう記事企画を増やすか」といった話です。
Build Insiderの戦略としては、PV（ページビュー）などの数値面では順調に右肩上がりで成長しているので、この調子でますます発展させていくことに加え、（元からあるサイトコンセプトの1つですが）「技術者をヒーローにして、社会的な地位を高める」という目標を実現していくために、来年のBuild Insiderでは新しい施策を始めようと考えています。とはいっても、全く支援無しで、1人で頑張っても実現は難しいので、Build Insider趣旨への賛同企業にコンセンサスを取って、関係者全員が納得できる形で始動できるようにしたいと考えています。そのため、具体的な話が書けるのは、新年～来春あたりになると思います。ぜひお楽しみに。
と、こんな感じのミーティングをだらだらとして、箱根なのに、なぜか「伊豆の本わさび」を買って帰りました。
ちょっと長くなっていますが、もう1つだけ。11月は23～24日に開催された「Maker Faire Tokyo 2014」に行ってきました。このイベントには初参加だったので、「以前とどう変わったか」は分かりませんが、「3Dプリンターが多数出展」「子供向けのワークショップがたくさん」「Arduino的な基板がどんどん小型化しつつある」「ハリウッド映画に出てくるような理科オタクの少年・少女がたくさんいて、将来ここから大物が出そう」という印象を持ちました。あと、「マイ3Dプリンター」（全55号で1年間）がデアゴスティーニから2015年1月5日創刊するらしく、会場にデモ機が置いてありました（右の写真）。「欲しい」と言ったら会社で買ってもらえそうなので、次回から製作過程を編集後記でレポートするかもしれません。「で、完成後は3Dプリンターで何作るの？」って言われています……。えっ。
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※以下では、本稿の前後を合わせて5回分（第1回～第5回）のみ表示しています。
連載の全タイトルを参照するには、［この記事の連載 INDEX］を参照してください。
1. 編集後記、始めます！ 「最高の動物園？！」「タイミング」
Build Insider編集スタッフによる編集後記を毎月最終日に公開。今月は編集長いっしきより夏休み体験と、編集部員かわさきによるタイミングの重要性の話を。
2. 「どん底」「IT技術メディアのこれから、どうなる（結論なし）」
編集スタッフによる月刊雑文の2回目。今月は編集長いっしきより「IT技術メディアのこれから」と、編集部員かわさきによる「どん底」の話を。
3. 【現在、表示中】≫ 「急用」「箱根合宿。あとMaker Faire Tokyo 2014で……」
編集スタッフによる月刊雑文の3回目。今月は編集長いっしきより「箱根合宿＆Maker Faire Tokyo 2014について」と、編集部員かわさきによる「急用」の話を。
5. 「ついにこのときがきてしまった……」「お気に入りの2015カレンダー『ニャンとかなる』『まいにち修造』」
編集スタッフによる月刊雑文の2回目。今月はBuild Insider編集長いっしきより「お気に入りの2015カレンダー」と、＠IT Insider.NET編集長かわさきより「ついにこのときがきてしまった……」の話を。
